不安やうつの解消は、問題を整理することから始める。

mondaiseiri

自分自身が不安になっていることや落ち込んでいることは、自分ではなかなか気づきにくいものです。

例えば

「仕事を休職しているが戻れるだろうか。戻れるような気もするし、戻れないような気もします。常に気持ちが揺れ動いています」

「子育てしているけれど、子が喘息の持病を持っています。家族の協力が得られないので、悪化したらどうしようと常にモヤモヤしています」

「就職活動を長く続けているけど、なかなか決まらない。自分が他の人よりも劣っている気がします」

「夫からいつも、家事ができていない、子どものしつけがなっていないのはお前がちゃんと子育てできていないからだ、と言われて、自分に責任を感じ、意欲がわきません」

などなど

男性と影(画像)

どこにでもありそうな悩みごとであり、どれも厄介な問題を抱えていそうだと思います。

そのような問題について、早めに対処ができれば問題は小さくて済みますが、ダラダラと放置してしまい、状況が悪化してしまう場合もあります。

そうなると、心理的な反応としては抑うつや不安の程度が強くなって、不眠や集中力の低下が認められたり、食欲が落ちたり、過食に転じたり、または引きこもってしまったりと深刻化してしまう恐れがあります。

そうならないためにも、「早期に対処」をすることをお勧めします。

しかし、専門家と顔を合わせながら話していけば、自分が気づいている部分だけでなく、他者からの視点、専門的な視点から問題を整理したりアドバイスをうけたりすることができますが、1人で問題を抱えている場合には、まず何ができるでしょうか。

今日は、問題を整理する方法についてお話ししたいと思っています。

問題を整理する

カウンセリング男性

多くの場合、色々なことが起こっていたり、問題が複雑であったりするほど、その人は多くのことを考えています。

そして、「何に困っているのか」が見えなくなってしまうことが多々あります。

「〇〇が××で、誰々が▲▲で・・」 といった状況説明に終始することがあります。

お友達などが愚痴を話している時はたいていこのような内容の流れになり、聴く方は「そうなの?」「いやだわ」「大変よね」と共感をして終わることが多いでしょう。

感情を調整するということが目的であれば、愚痴を聞いてもらえてすっきりするでしょうけれども、根本について話し合われることがなく、問題は継続していることが多いです。

今まさに困っている問題については、何らかの解決策、ゴールを明確にしていく必要があります。

たとえば、上の例でいうと

「仕事を休職しているが戻れるだろうか。戻れるような気もするし、戻れないような気もします。常に気持ちが揺れ動いています」

というAさん。

Aさんは、うつ病で休職しているのだと仮定しましょう。

うつ病で仕事に戻ることについて不安が強くなっています。

このような時には、そうだよね、そうだよね、と共感で終始するのでなく、Aさんが何に困っているのかを具体化していくことが必要になります

もし、あなたが仕事に問題なく戻れているとしたら、

今とはどう違うのかな?

このようなことを問いかけてもいいです。

今とはどう違うのか?と質問することで、「良くなっている時の自分」を想像します

それは、意欲や体調や集中力や気分など様々な視点で語られるでしょう。

「仕事ができているとしたら、意欲もあって、体調はすこぶる良くて、仕事に集中して取り組めて、気分の波がない状態です」と返事が来るかもしれません。

それでは、今のあなたは意欲はどうですか?

体調はいかがですか?

集中力はどうですか?

このように、より詳細で具体的な質問を投げかけることによって、不安になっていた「仕事へ戻る」ということについて現実味を帯びてきます

「やっぱり今のままでは無理だよね」そんな返事が返ってくるかもしれませんが、それはそれでOKなんです。

むしろ、「意欲が出てきて、出かけることが億劫でなくなってきたら、少し光が見えてきた、という感じかな?」など、どうあれば自分のゴールに近づいていると判断できるかがわかるようになるからです。

ただ、「戻れるかな」だけつぶやいていても、戻れそうか戻れ無さそうかの判断はできません。

具体的な検討をしていないからです。

ですから、もし、あなたやあなたの周りで心配事、落ち込んでいること、不安になっていること、何か悩みや相談を持ち掛けられたときには、「今はそれができるのか?できるとしたらどうなればできるのか?」といった視点でより具体的に棚卸をしていくことが大切になります。

人は悩んだり、落ち込んでいる時は思考力が落ちてしまいます。

マイナスのスパイラルで考えてしまい、いい部分も見れなくなるのです。

社畜(画像)

例えば、

「子育てしているけれど、子が喘息の持病を持っています。家族の協力が得られないので、悪化したらどうしようと常にモヤモヤしています」

子育てで不安を抱えているBさん。

このような時には、

いつもは悪化したときはどう対処していたの?

と聞くのがいいかもしれません。

不安になっている時は、以前できていたこともすっかり忘れてしまうのです。

「1年前に悪化して入院したときは急でしたが職場に休みをもらって、かかりつけの病院へ電話しました。

それで大きい総合病院を紹介されて、そこで治療をすることができました。

その時は夫もいましたが、夫は何をしていいのかわからず、オタオタしてましたね」

と答えが返ってきたとしたら、Bさんは自分で対処できる能力があったことを自分で証明していますよね。

「夫がいてもいなくても、対処できそうですね?」と言うと、にっこり笑顔が返ってきます。

このように、自分ができていたこと、自分の能力、資源を思い出すきっかけを作ってあげることも大切なのです。

棚卸して、整理をお手伝いすることは非常に大切なことです。

でももし、1人で考え込んでいるならば・・私にメールをしてください。

また 不安うつのレベルは、正常なレベルから、病気のレベルまで様々あります。

お話をさせていただいて、もしご病気の状態がひどい場合には、まず専門医のところをお勧めする場合も有ります。

このようにして、自分がいま、どの立ち位置にいるのかを知ることも大切です。

それはなぜかというと、病きになっている間は正常な判断ができなくなってしまうことが多いからです。

そのようなことも含めて、しっかりと棚卸のお手伝いをさせていただきますよ。

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