首の凝りとパニック障害や自律神経失調症の関係。東洋医学の視点から、ツボや食事等についても解説

kubikori

これまで私の記事では、パニック障害自律神経失調症が起きる原因や治療法等を紹介してきました。

これらは西洋医学的に導きだされたものであり、パニック障害や自律神経失調症を改善するために効果があるとされる根拠(エビデンス)に則った治療法をご紹介してきました。

しかしながら、必ずしもその治療法でうまく行かないケースが出てきます。

この記事を読まれているあなたも、そうではないでしょうか。

  • 病院をいくつか変えて、時々診断名が変わったりしながら、続けて来た。しかし、いつまでも症状が消えることはなく、今度は焦りが生まれている・・。
  • お薬の治療で症状は和らぎ、今は頓服での治療に切り替わっている。症状は小康状態だけど、いつも気にしてしまうのは嫌だ。ちゃんと改善させていきたい。
  • つい最近、動悸や息切れの症状が出たばかりで、右も左もわからない。。心療内科を受診したものの、自分でできることはないのか?とネット検索をしている。

色々な方がいらっしゃると思います。

私自身、緊張性頭痛を患っていますが、体調の変化がある時、天候など気圧の変化があるとき、何かしらのストレスがかかったとき、その時々に症状が出てきます。

もしあなたの症状が出たり引っ込んだりと浮動的であればあるほど

「どうしたら良くなるのかな」とか

「どうしてこんな症状に悩まされるんだろう」

「なんで自分だけ、こんなよくわからない症状に悩まされないといけないんだろう」

など、症状に対しては色んなお気持ちが出てくるのは当然だと思います。

 

このたび、以前の記事で紹介した「自律神経失調症・パニック障害改善プログラム」を購入したことによって、私なりに持っていた「病気への対処法」が大きく変わりました。

(詳しくはこちら→首を治療すれば克服できるのか?金本博明氏の「自律神経失調症・パニック障害改善プログラム」を購入してみての感想

本プログラムには、206頁にわたるテキストがついています。

そのなかで紹介されているものは、東洋医学的な対処法が多いのです。

東洋医学という言葉はよく知っていました。

しかし、例えば体調を良くするのに「つぼ」を押すといい、とか「爪をもむといい」と言われても、どうしてそれが良いのか?理解できないので、試してみたいという気持ちにさえなれませんでした。

ただ、今回プログラムを手に取って後に「東洋医学」について調べていくうち、古くからある先人の知恵がとても奥深いこと、理論が積み重なった経験によって裏打ちされていることを知り、とても興味を湧きました

もともと、調子を崩した時に漢方治療を受けたことがありました。

また、ぎっくり腰を起こした時には知人に鍼を打ってもらい、体調が整った経験もありました。

このように経験はしていても、頭での理解がされていませんでした。

東洋医学=漢方治療のイメージでしかなかった私も、今回「経絡」という体の仕組みを知り、「気・血・水」の概念を知り、ツボや鍼、お灸を据えることの良さを頭で理解することができたのです。

今回は東洋医学について、私が勉強したことをご紹介していきたいと思います。

 東洋医学からみるからだ

座禅

身体を構成する要素

身体を構成する要素は、大きく3つに分けられます。

」「」「

「気」とは、あらゆるものを構成する基本的な単位となります。

私たちの身体を作っていて、その生命活動も「気」が働いているから行うことができる、とされています。

「血」とは、私たちの身体をめぐり栄養素を運んでいます。

いわゆる血液と似ていますが同じではありません。

「血」は栄養素を運び、身体を潤すこともしています。

「水」とは、身体の中の血以外の水分のことを指します。

身体から出る、汗や涙はすべて水の要素です。全身は水によって潤っています。

この3つの「気」「血」「水」を支えるのが、「精」と呼ばれるものです。

「精」はすべての生命活動のエネルギーとなります。

生まれ持った精と、食事から補われる精とがあると言われています。
「気」「血」「水」それぞれは、「精」がエネルギーを供給しながら活動しており、バランスも保っています

その分量が減ったり増えたり、停滞したりということで、身体の健康が損なわれてしまいます。
東洋医学では、これらの「気」「血」「水」のバランス状態を見極め、正常な状態に戻そうとします

それでは一つずつ見ていきましょう。

「気」について

手と光

「気」とは、私たちが取り込んでいる食物や空気から作られます。

そして、私たちの中にある「精」からも「気」は作られます。

「気」の機能は、身体の構成単位でありながら、その活動を維持することです。

そして、臓器や、血、水の活動も支えており、「体を温める」「病気から守る」「血や水が外に漏れ出ないようにする」といった働きをしています。

この「気」が不調に陥ると心身的に様々な症状が現れます

気虚(ききょ):気が不足している状態。

栄養不足や過労、胃や脾の働きが低下することが原因で起こる。

臓器の働きがにぶったり、疲れやすく、倦怠感などを起こします。

身体的な変化としては、よだれや汗をかきやすくなるなどが見られます。

気の変調によって、水分が外に漏れ出ている状態なのかもしれません。

気滞(きたい):気がうまく働かない状態のこと。

胸や腹部がはって、痛みを感じるようになります。

ストレスが原因で起こります。

気逆(きぎゃく):気は上昇しようとする性質があります。

そのため、気が上部から降りてこないことがあります。

その状態を気逆といいます。

気逆になると、精神的にはイライラしやすくなり、場所によってげっぷや吐き気が起きたり、咳が出たりします。

「血」について

ばらのハート

全身をめぐって、身体に栄養素を届ける役割をしています。

「血」は、取り込まれた食物を基にして、取り込まれる清気(空気)と結びつき、身体中を巡ります。

血は、心臓の役割をしている「心(しん)」という臓器によって、赤い液体になっていきます。

赤い液体は「肝(かん)」に貯蔵され、心臓と行ったり来たりして、必要量が供給されていきます。

血のトラブルをあげていきます。

血虚(けっきょ):血の不足した状態です。

血色が悪くなります。

頭に血が行き届かなければめまいを起こしますし、手足で不足すれば、しびれや痙攣をおこしてしまいます。

心の機能へも影響して、動悸や脈が弱く感じられることもあります。

血虚の原因は血の元になる栄養の不足、出血が多量にあった場合などがあります。

血瘀(けつお):血の流れが滞り、停滞することを血瘀といいます。

血瘀になると、顔色が悪くなります。

身体の痛みが生じることがあります。

血熱(けつねつ):体に熱がこもってしまい、血まで熱くなった状態を血熱といいます。

血熱になると鼻血や血便、血尿などが起き、管脈(血管)が破けて出血することが増えてきます。

そして血熱は瘀血になってしまうと言われています。

「水」について

水の流れ

水は、血以外の身体の水分のことをいいます。

これは、外から取り込む水分や食物からなっています。

水は全身を循環しますが、管脈をとおるのではなく、臓器の隙間を流れているといいます。

この水を全身に広く循環させるためには、臓器としては「肺」が関わっていると言われています。

または、循環した水は「腎」に集められて、排泄されたり、再び循環を繰り返します。

「水」のトラブル

陰虚(いんきょ):水が不足した状態のことを陰虚といいます。

陰虚になると口渇、乾燥や肌荒れが起きます。

原因としては、栄養不足や脾や胃の不調によるもの、過労などがあります。

痰湿(たんしつ):水の循環がうまくいかず、流れが停滞するのが痰湿です。

常に循環していたはずの水が停滞してしまうと様々なトラブルを引き起こします。

顔などがむくんだり、痰のからむ咳が出ます。

これはできる場所によりますが、呼吸器に痰が発生してしまうと、咳や呼吸苦が出ますし、消化器に溜まるとおなかの張りやむかつきなどが起きてきます。

上記では、「気」「水」「血」それぞれの役割と、トラブルを紹介しました。
この3つは、それぞれ相互に助け合って、関与しあって、役割を果たすことができます。3つがうまく機能して初めて、健康的に生命活動ができると言えます。

「水」「血」「気」について今日は学びを共有させていただきました。

身体の生命活動は、上記3つの構成単位、それから精からエネルギーを提供されて維持できているのですね。

こうしてみると「水」「血」「気」はそれぞれ、食物から成り立っていることがわかりますね

「あなたの身体はあなたが口にしたものから成り立っているんですよ」とはよく聞きますが、こうして理論づけて説明をうけるとなんだか納得してしまいます。

後日、食べたほうが良い食材も合わせて、情報共有していきたいと思っています。

また、私が興味を特に持ったのは、「気」についてです。

「気」は外から取り込まれる「空気(清気)」が主な成分ですが、それを出し入れすることはまさに呼吸ですよね。

心理学においても、自律神経においても、また呼吸の大切さは常に言われます。

呼吸を整えるだけで、パニックの症状が治まるとかいう話についても、あながちウソではないのだと思いました。

また、気には種類があり、特に体表面を覆っているのは「衛気」と呼ばれるそうです。

外部から侵入する病気などから身体を守る役割があるといいます。

そういった意識を持ちながら、呼吸を整えたり、(ちょっと怪しい言い方になりますが)「バリアをはる」ということは実は理に適っているのかもしれませんね。

以上、「血・水・気について」ご説明しました。

・・・

本の章

(西洋)医学の進歩により、身体の内部構造、脳内の内部構造やその機能までを把握し、それが何によって構成されているのかが理解されてきました。

様々な病気の原因や対処、お薬による治療、手術etc こうして、私たちの寿命は飛躍的に伸びていきました。

それに伴い、老化による現象として「がん」に罹患する方も増えたし、飽食の時代であるがゆえに健康志向的な生活の仕方をあれこれ試す人たちも増えています。

それに合わせて、私たち現代人は心の病も持つ方が増えていきました。

いろいろな見方があって、ストレス社会のために病気に罹る人が増えた、病気を見つける手段(精神科医療の登場)によって潜在的だった患者が導き出された・・など、社会が原因であるという説、精神科医療が患者を作り出しているというようなややショッキングな説。

理由は明確にはわかりませんが、確実に私たちの生活やライフスタイルは変化を遂げています。

その大きな変化に合わせられずに、心身の調子を崩すことにもなっているかもしれません。

先にご紹介した、「自律神経失調症・パニック障害プログラム」との出会いによって、私は西洋医学だけではなく、東洋医学的な視点を持って身体をセルフケアすることが重要なのだと体感しました。

もちろん、自律神経のメカニズムという点でも「首こり」へのケアの効果は説明が可能であるので、それぞれのアプローチから総合的にみていく視点は大切だと思います。

今、記事を読んでくださっているあなたに伺いたいのですが、どのような視点で自分の身体について評価をしていますか?

常に感覚的でしょうか?

  • 「いたい」
  • 「つらい」
  • 「死ぬかもしれない」・・

このようなお気持ちで毎日を過ごされているとしたら、それは非常に生きづらい方法です。

痛みやつらさは、その本人にしかわかりません。

さらに、痛みの真っただ中にいる場合には、何も考えることができないのは当然のことだと思います。

私自身も頭痛が起こっているその時、いろいろと考えるように言われても絶対に無理です。

ただ、症状が無い時、というのは一日のうちに何度かあるはずです。

電車に乗るときにドキドキするのであれば、電車に乗っていない時間がきっとありますよね?

患者さんの皆さん、そして記事を読んでくださっているあなたには、そんな時間をぜひ有効的に使っていただきたいと思います。

では何をしたらいいのか?

誤解を恐れずに、あえて直接的な表現でお伝えします。

ぜひ、これからは感覚的に感じる辛さにいつも不安や恐怖を感じて怯えているのではなく、その正体を見極めようという姿勢をもっていただきたいのです。

どうしてこの症状が出るのか?

予防的には、対処するときには、私は何をしたらいいのか?

そういった視点をもつことは、心理学的にも意味があります。

人には、防衛機制という心理メカニズムがあります

防衛機制とは、何かストレスな状況が生じた時に、私たちの心を守ってくれる機能です。

例えば、嫌な出来事は一晩寝てしまうとすっかり忘れてしまいますよね(忘れられない時ももちろんあります)

これは、抑圧という防衛機制が働いたわけです。

毎日毎日、苦痛な出来事を思い出していると、人間はつらくて耐えられなくなってしまいます。

ですのでこれに耐えられないと人が無意識に判断したときには、すっかり忘れることができます。

このような防衛機制はいくつもの種類があります。

なかでも「知性化」という防衛機制に注目していただきたいと思っています。

「知性化」とは、辛い出来事などがあった時、その感情を泣いたり怒ったりして発散させずに、知的な認識や論理的な思考によって知的に理解することを指します。

これは、知的な面での昇華ともいえる作業になります。

しかし、少しアレンジして、「感情を発散させない」のではなく、「感情を発散させながら」知的に理解を深めていく作業をしてほしいのです。

知的理解をすることのメリットは、まずアクセルがかかった状態の感情を落ち着かせることができます。

冷静で中立的なものの見方ができるようになります。

そして、不安は特に、「これから起こることにどう対処したら良いか」が分かれば、不安の症状は和らいでいきます

このように、知的に理解をすることで、情緒的な辛さを和らげることができるのです。

西洋医学的な理解や東洋医学的な理解を通して、自分の心身のことを知り、対処を知ること。

病気のことを知って、心理学的な対処のことを知ること。

薬物療法の用い方、副作用の出方を知ること。

それらによって、自分の中に現れてきたアクセルをグングンふかした状態の不安や怒り、ネガティブな感情たちは落ち着いていきます。

もちろん、最初からゼロに消えるということではありませんが、楽になることは間違いありません。

ということで、前置きが長くなってしまいました・・。

これまで東洋医学における3つの基本的な要素「気」「水」「血」、さらにそれを支える「精」について説明をしていきました。

パニック障害や自律神経失調症といった心身両面がかかわる病気については、自分の心だけではなく、身体へのケアは非常に重要になってきます

首こりへのケアも然りです。

総合的な視点から、自分の苦痛を緩和できる方法、より健康に近づく方法を取り入れて行ってほしいと思っています。

さて、今日は、自分に当てはまるのはどのタイプか?みていきたいと思います。

気・血・水のチェック

血液検査

1から6のうち該当する項目が多いものがあなたのトラブルのタイプです。チェックしてみましょう。

1.気が足りないタイプ

  • 顔色が悪い、白っぽい
  • 疲れやすく、いつもだるい
  • 食欲がない、小食である
  • 風邪をひきやすい
  • トイレの回数が多い、夜もトイレに起きる
  • 下痢をしやすい、便が柔らかい
  • 声が小さく、ぼそぼそと話す
  • 息切れがする、動悸がする
  • 冷えを強く感じる
  • 下がむくんで大きくなり、歯形がつく

全身の気が不足している。とくに元気が足りていない気虚タイプです。

消化がよく、身体を温めるものを食べ、休息や睡眠を十分にとりましょう

2.気が流れていないタイプ

  • 怒りっぽい、すぐにカーッとする
  • いつも憂うつで、落ち込みやすい
  • おなかが張って、痛い
  • 痛む場所が変わる、あちこち痛む
  • げっぷやおならが多い
  • 咳が出たり、ぜんそくになったりする
  • 頭痛やめまいがする
  • ためいきをつくことが多い
  • 月経不順になりやすい
  • 月経前や月経中に下腹部や乳房の張りがある

気のめぐりが悪く、からだのどこかで気が滞っている気滞タイプです。

気の流れを良くする食べ物(セリ、ミント、大根など)をメニューに加え、リラックスできる時間を作りましょう。

3.血が足りないタイプ

  • 顔色が悪く、唇や下が白っぽい
  • 立ちくらみやめまいがする
  • 動悸や不整脈がある
  • 目が乾いて疲れやすい、目がかすむ
  • 爪が白っぽくなり、すじが入る
  • こむらがえりを起こしやすい
  • 手足がしびれることがある
  • 皮膚がかさかさしている
  • 月経困難症があり、痛むこともある
  • 月経の出血量が少なく、周期はおくれがち

血が不足している血虚タイプです。

血を作るものを積極的に食べましょう。

貧血を改善するビタミン類の多い野菜やレバーがおすすめです。

 

4.血が流れていないタイプ

  • 顔色や唇、歯茎が黒っぽく、目の下にクマができやすい
  • 吹き出物や湿疹ができやすい
  • 肌が荒れてシミやそばかすが多い
  • 皮膚に細かい血管のすじが浮き出てくる
  • 肩こりなど、身体の一部がいつも痛い
  • 痛い部分を押すとmより痛くなる
  • 手足が冷える
  • 下が紫色や滞った赤色になる
  • 月経困難症があり、強い痛みがある
  • 月経の出血量が多く、血の塊が出る

血の流れが悪くなり、身体のどこかで血が停滞している瘀血タイプです。

香辛料で身体の新陳代謝を高め、軽い運動で血行を良くしましょう。

5.水が足りないタイプ

  • 顔の内、頬は赤っぽい
  • 肌や髪が乾燥している
  • のぼせあがる
  • 声がかれて、からせきが出る
  • 目が乾き、おちくぼんでいる
  • 夕方から微熱が出る
  • 夜に手足がほてる
  • のどが渇き、冷たい飲料水を好む
  • 便がかたく、便秘がちである
  • 舌は赤っぽく、ひび割れている

からだのなかの水が足りず、いつも熱さを感じる隠虚タイプです。

からだを冷やし、水分を補う果物や野菜をとり、辛い物を避けましょう。

6.水が流れていないタイプ

  • 全身がいつも重く、だるい
  • 顔や手足にむくみがある
  • 痰が絡んでせきが多い
  • いつも頭が重い
  • めまいや吐き気がある
  • 太り気味、ぽちゃぽちゃした水太り
  • 水のような鼻水が出る
  • 便が柔らかく、下痢しやすい
  • 舌苔が分厚い
  • 下がむくんで大きくなり、歯形がつく

水がからだのどこかで停滞している痰湿タイプです。

水分のとりすぎと冷えを避けます。

適度な運動も必要です。

海藻やきのこは水の動きを良くします。

(佐藤弘・吉川信 2014 いちばんわかりやすい東洋医学の基本講座 成美堂出版 p42-43 より引用)

いかがでしたか?あなたはどのタイプでしたでしょうか。

自分のタイプを知り、体質を知り、対処法を理解していきましょう。

そうすることで、身体が足りないものを足し算して、多いものを引き算しながら、生活しやすい、快適な自分のこころと身体を手に入れることができます。

ちなみに私は、気滞タイプが近いようです。大根やミントを食したいと思います。

あなたのタイプはどうでしたか?

自分の身体がどのようなタイプなのかを知ることはとても大切です。

自分の身体について考える機会はそれほど多くありません。

というのは、「当たり前」だからです。

5分歩いて疲れを感じたとします。

それはいつものこと。いつもの自分と変わりなく、問題があるとは思いません。

身体のことを考える機会は、多くの場合体調に何らかの異変を感じた場合です。

いま、この記事をみてくださっているあなたは、なんらかの体調不調などがあって、改善したほうがいい、という前向きな態度でいて、「当たり前」を変えたいと願っているからだと思います。

これはまさに、必要なタイミングで現れるものだと私は思っています。

いま、体調を良くしたいと感じているなら、ぜひ真剣に取り組んでみてくださいね。

身体を知ることのメリットは、対処法を考えることができることです。

まずは分析を行って、仮説を見立て、自分で実践してみるということはとても大事な工程だと思います。

ぜひ、少しずつでもいいので、とりいれてみてください!

さて、今日は、それぞれのタイプによって対処が異なってきますので、体質を変えるための対処方法には何があるのか?

見ていきたいと思います。

以前紹介した記事にありましたように、私たちの身体は「食べ物」からできてきます、

何を食べるかによって体質が変化していくということですね。

「あなたの身体は半年前の食べ物でできている」といったタイトルの本を見かけたことがあります。

まさにその通りなのかもしれませんね!

それでは以下より、各タイプに必要な食物をご紹介していきます。

気虚

体質を改善する食べ物

気が不足している状態なので、気の材料である水穀の精微を十分に作れるように、脾の働きを充分高める必要があります。

そのためには身体を温め、脾と胃に負担のかからない消化吸収がよい食物を選びます。栄養があっても、脂っこいものは避けます。

おすすめの食材:白米、大豆、ジャガイモ、サツマイモ、アスパラガス、カボチャ、トウモロコシ、アボカド、ブドウ、シイタケ、ウナギ、サケ、マグロ、エビ、牛肉、鶏肉、豚肉、白砂糖

気滞

体質を改善する食べ物
気が滞っている状態です。

気を全身に巡らせるのは肝の働きなので、肝に良い食物をとります。

ハーブのような香りのある食べ物や、涼の性質を持つ食べ物は気の流れを良くします。

反対に芋や豆のようなガスになりやすい食べ物は避けましょう。

おすすめの食材:タマネギ、ピーマン、グレープフルーツ、ミカン、サケ

血虚

体質を改善する食べ物

血が不足している状態です。

気虚と同じように消化が良く、からだを温めるものを食べて水穀の精微を増やします。

レバー、緑黄色野菜、黒豆などのような色の濃い食べ物は、とくに血になりやすいとされています。

おすすめの食材:黒豆、ニンジン、ホウレンソウ、イカ、ウナギ、サケ、マグロ、牛肉、鶏のレバー、豚肉、鶏卵

瘀血

体質を改善する食べ物

血が停滞しないようにするには、まず、身体を温めます。

また、タマネギなど香りのある野菜や青魚は血を動かします。

寒や涼の食べ物は加熱してから食べましょう。

おすすめの食材:納豆、タマネギ、ナス、ニラ、青魚、ウナギ、サケ、牛肉、黒砂糖、酢

隠虚

体質を改善する食べ物

飲み水を増やすばかりでは、身体にうまく吸収されません。

水気が多い野菜や果物で水を補給します。

身体が熱をおびて水が不足していることが多いので、涼や寒の性質を持つ食べ物をとります。

熱の性質の食べ物は、水の不足を増すので避けます。

おすすめの食材:豆腐、アスパラガス、キュウリ、トマト、ホウレンソウ、ミカン、リンゴ、牛乳、ヨーグルト、イカ、豚肉、鶏卵、緑茶

痰湿

体質を改善する食べ物

体の中で停滞している水を排出し、全身の水をよくするためには、涼の性質の食べ物が効果的です。

からだを活性化する香辛料も良いでしょう。

体が冷えないように、適度に温かい食べ物も食べましょう。

おすすめの食材:小豆、ダイコン、ウメ、リンゴ、アスパラガス、トウモロコシ、ナス、スイカ、ブドウ、昆布、ワカメ、ウーロン茶、紅茶、コーヒー

(佐藤弘・吉川信 2014 いちばんわかりやすい東洋医学の基本講座 成美堂出版 p42-43 より引用)

いかがでしたか?

本当に身近な食べ物で、重複している部分もあるので、取り入れやすいのではないでしょうか?

鍼灸

次にあなたにお伝えしたいのは、経絡です。

東洋医学には、上記で述べた「気」「水」「血」「精」のほかに、経絡とツボという考え方があります。

経絡とは、身体のなかをめぐる気や血の通路のことを指しています。

血とは、血液と似ていますが、それとは違っているのですね。

気や血を、身体の各臓器(五臓六腑)、皮膚や筋肉へと繋げる役割を担っています。

気や血は、流れが悪かったり、滞ったりする性質があるようです。

ですから、その滞った場所では臓器の不調が起こるとされています。

しかし、臓器へ触れることはできませんから、経絡を通じてその臓器につながる身体の表面部分を刺激することで治療をするのがつぼ療法です。

臓器とツボとのつながりを理解するためには、経脈について知る必要があります。

経脈とは、身体の縦方向に伸びているもので経絡の仲間になります。

経絡は12本あって、それぞれ手足の指などの末端とつながり全身をつなげています。

正経一二経脈

  • 手の太陰肺経
  • 手の陽明大腸経
  • 足の陽明胃経
  • 足の太陰脾経
  • 手の少陰心経
  • 手の太陽小腸経
  • 足の太陽膀胱経
  • 足の少陰腎経
  • 手の厥陰心包経
  • 手の少陽三焦経
  • 足の少陽胆経
  • 足の厥陰肝経

経脈の名称について図 経脈の名称について

 

これらは中焦という場所で繋がって身体をひと巡りしています。

それぞれの経脈の名称は、経脈のとおっている場所(手または足)、臓器(肺、膀胱、小腸等)、陰経または陽経についてが明記された形となっています(図)。

経脈のすぐ上にある皮膚に刺激を与えると、その刺激は経脈に伝わり、それぞれの臓器へ到達していきます。

ツボとは、この経脈が通っているポイントを意味しています。

そこを押したり、お灸をすえたり、鍼を指すことで、ツボを通じて経脈を刺激して、その奥にある臓器に届くというわけです。

例えば、足首とすねの間にある「三陰交」というツボを刺激します。

そこは、3つの経脈が交わっている部分と言われ、特に生理不順や生理痛など婦人科系の症状に効果を発揮します。

このように、身体の表面を刺激することで、身体の奥にある臓器の不調を改善することができます。

ところで金本氏の「自律神経失調症・パニック障害プログラム」では、首への刺激が大切であるという趣旨が述べられていました。

これは、恐らく、上記の経脈の多くが臓器を繋がっていく過程で、首を通過していくことが関係しているのだろうと思います。

そしてもう一つ、実際にパニック障害や自律神経失調症の症状でお悩みの場合、ツボはどこを刺激すればよいのか?が気になるところだと思います。

様々な症状に対応して、ツボの場所があるようです。

例えば、肩こり、腹痛、冷えなどには親指と一刺し指の間の合谷というツボが良い効果を表すと言います。

めまいやのぼせる症状がある場合は、あたまのてっぺんにある百会というツボを刺激すると良いと言います。

疲労、倦怠感については足三里という場所(膝の皿の下、外側にあるくぼみから指4本分下)が良いとされます。

たくさんあるツボの中でも、私が特に目を引いたのは首の後ろにある奇穴安眠)」という場所です。

動悸や息切れについて、東洋医学的な見解としては、「気の不足」や「上半身の気の突き上げ」によるものだと言われています。

そのため、リラックスして気を作りやすくすることが大切なのです。

まずは疲れをとるためによく眠ること(安眠)、気を作るために胃腸の調子を改善していくこと、効果的なツボ療法は、自律神経の働きを改善させる「奇穴」(安眠)を刺激をお勧めします。

奇穴(安眠)、上記の経脈とはつながっていないツボらしく、独特な働きをすると言われています。

奇穴(安眠)の場所は、首の後ろです。

耳の後ろにある、下に向かって尖っている骨の出っ張りから、 およそ指の幅一本分下にある部分になります。ちょうど、うなじのあたりです。

ここは、先ほど述べた心身の疲労をとる、リラックスをするためにも良い効果があり、恐らく「気」を作るためのベースができるのだと思います。

疲れた時や、寝不足のとき、疲労回復したいときにはぜひ奇穴(安眠)を刺激してみてくださいね。

今回の記事はお役にたてましたでしょうか?

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