のぼせた感じや喉のつまり、吐き気など、これってパニック障害?

tukare

突然原因不明の体調不良に見舞われたことはありませんか?

頭痛、肩こり、腹痛、倦怠感。

頭痛や倦怠感など、風邪かな?とわかりやすい症状であれば、そんなに心配されることはありませんね。

しかし、のぼせや吐き気、喉が詰まる感じなどの不調がある日突然現れるとどうでしょう?

あまり経験しない調子の悪さの場合には、非常に不可解ですし、不安や恐怖に教われてしまうでしょう。

以下は、30代の女性読者さんからの声です。

・・・・・

(中略)

社会人になって、残業も多くなり、人間関係のストレスも抱えていた1年程前の話です。

ある日突然、圧迫感のある空間、人混みの中、クーラーがあまりきいていない部屋に入ると気分が悪くなったのです。

吐き気や喉に異物感を感じたり、顔がほてってのぼせたり。

その後から、毎回似たような状況で同じような症状が出ます。

症状が出ると、そのときにやるべき仕事が手に着かなくなってしまいます。。

しかも、これらの症状はある日突然そうなったので、どうしてそうなったのかわかりません。

この症状がいつまた出てくるのかが気になって、仕事どころではありませんでした。

私は病気なのだろうかと思い、いくつか病院を回りました。

でも、病院の検査はいつも異常がないと言われ困っていました。。

最近になっていろいろ調べてみたら、パニック障害かもしれない、と。

パニック障害は心療内科や精神科へ行く事になるようですね。

まだ、病院へは行っていませんが、そうだとすればこの病気は治るのかどうか、とても不安でいっぱいです・・。

(中略)

・・・・・

上記のように、突然症状が現れ、対処に困ったという患者さんはとても多いものです。

この読者さんのように、身体に異常を感じて内科などに行ったら「異常ありません」という結果が出て、どう対処すればいいのか?途方に暮れるという事態になりがちです。

そして、わからないながら、家族や友人と話してパニック障害という病名にたどり着いたという方はよくいらっしゃいます。

実際にパニック障害なのかどうかは、精神科医師による診断が必要になりますから、診断基準が参考になります。

(こちらの記事もご参照ください→パニック障害による症状の原因と対策について )

まずは、これらの症状について個別に、対処法も含めて考えていきたいと思います。

まず。のぼせや吐き気、喉が詰まるといった症状についてお話していきたいと思います。

のぼせや吐き気、喉の詰まる感じはどうして起こるの?

考える女性

のぼせや吐き気、喉の詰まる感じというのは、何かしらかの病気によって引き起こされることがあります。

しかしながら、病院へいっても「特に異常はありません」と言われてしまう場合を想定してみます。

自律神経の観点でみる症状

自律神経についてまず簡単に説明していきましょう。

神経のシステムは、大きく二つに分かれています。

1.中枢神経系:脳と脊髄が関与する神経ネットワークを総合的にコントロールしています。歩く、手を動かす、といった指令を出すのも中枢神経です。

2.末梢神経系:神経線維を通して体の各器官と様々な連絡・情報交換を行っています。

そして

2.末梢神経系は、以下の二つの神経系から成っています。

(1)自律神経

(2)体性神経

働きは以下の通りです。

(1)自律神経

自分の意思とは関係なく、身体の機能を調整している神経。

(a)交感神経 鼓動を早める、消化液の分泌促進 など、人が活動する時に必要な働きを担当している

(b)副交感神経 鼓動をゆっくりに、消化液の減少など、エネルギーの消費を抑える働きを担当している

(2)体性神経 (詳細は以下を参照ください:パニック障害が繰り返し起こるメカニズムとは?自律神経や予期不安との関係を丁寧に解説 )

交感神経は、覚醒時、強い恐怖や不安を感じたとき、自分の身に危険が生じている時に働く神経系です。

逆に副交感神経は、睡眠時、リラックスしている時に働く神経系で、環境からの刺激や時間帯等によって、活動したり、休んだりを繰り返すことで自分自身のエネルギーが消耗しないようにしており、全体のバランスが崩れないように調整されています。

この、交感神経と副交感神経の調節がうまくできている場合には、体調は良く、良いコンディションと感じられることが多いです。

しかし、この神経の調整がうまくできなくなると、いわゆる自律神経失調症や、パニック障害などの病気へ発展することもあります。

(1)身体症状としては:身体の各部位に症状が認められる

頭痛/腹痛/肩こり/腰痛/手足のしびれ/顔のほてり/動悸/息切れ/めまい/下痢/便秘 など

(2)全身的症状

倦怠感や、食欲不振、発熱、不眠 など

(3)精神的な症状

不安感、落ち込み、イライラ、焦燥感、集中力の低下、など

それでは個別にみていきましょう。

のぼせは、

交感神経が刺激されたことによる、頭部への血流の増加が考えられます。

のぼせ、火照りといった症状は合わせて、手足等の末梢の冷えを引き起こしています。

全身状態が緊張していると考えられますので、リラクセーションを積極的に取り入れると良いかもしれません。

リラクセーションについては、こちらの記事をご参照下さい:自律神経失調症やパニック障害がある人のリラクセーションに、自律訓練を実施する具体的な方法 )

喉の詰まった感じ、異物感

喉にある筋肉が緊張した状態になると起こります。

筋肉の緊張状態は、交感神経が優位になっていることが想定されます。

のどの緊張状態を改善するためには、直接その筋肉を働かせ、弛緩させるのが良いと思います。

大きい声を出す、歌を歌う、または喉に力を込める、抜くを繰り返す、といったことが助けになるでしょう。

吐き気は、

胃腸などの消化器官に対して自律神経がどう働いているか、ですが

胃腸は副交感神経によって働く事ができます。

ですからやはりこちらも、交感神経が優位になってしまったときに、胃腸に者が通らず、吐き気という症状で現れると考えられます。

この場合も、慢性的なストレス状態や緊張状態が続いていないか確認するとともに、リラックスできる環境を整えることが大切になります。

東洋医学でみる症状

身体的には東洋医学の視点から考えていきましょう。

(良書「いちばんわかりやすい東洋医学の基本講座 成美堂出版」から引用いたします)

のぼせについて、

原因別の治療を行うと同時に、頭部に気や血が過剰にのぼらないように、全身の気血のめぐりを調整します。(p202)

とあります。

血や気が、全身よりも頭部に集まった状態が「のぼせ」となります。

ですから、血や気が全身をくまなく巡る状態を作ってあげることでのぼせを予防することができます。

頭部に上がってしまった気をおろすために、摂取すると良い食材があります。

気を下ろす:カブ、セロリ、ミカン など

次に、喉が詰まる感じ、吐き気は、同時に起きる時がありますので、合わせて紹介します。

消化不良や軽い胃腸炎、水と気の停滞が吐き気の原因となります。胃腸の調子を良くすると、消化がスムーズになるとともに、気や水も順調に流れるようになります。(p.222)

とあります。

吐き気や喉の詰まり、異物感は、胃腸の調子を改善させるようにすれば良いと言われています。

具体的には、原因となっているストレスを減らす努力をすること、

リラックスして過ごすようにしましょう。

水の巡りを正し、嘔吐を鎮める食べ物として:生姜、大根、梅干し、スイカ 等。

上記にありますように、東洋医学的な視点で見てみると、調子の悪さというのには原因があります。

それぞれ、食養生や必要な場合には漢方や鍼灸治療を継続することで改善が期待できます。

まとめ

カルテと聴診器

吐き気、喉の詰まった感じ、のぼせといった症状は、パニック障害や自律神経失調症の可能性があります。

それらは病院で診断していただく必要があります。

個別に症状については、自律神経の観点、東洋医学の観点から説明が可能です。

病気の治療に合わせ、それぞれの症状に応じて、対処していくと良いと思います。

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