パニック障害の症状が落ち着く方法とは?抜け出すために知っておきたいこと

ochituku

関東は、ゲリラ豪雨などで冠水するなど、自然の猛威を振るっていますね。

あなたがお住いのところはいかがですか?

これまで、パニック障害や自律神経失調症について、自分でできる対処方法について述べて来ました。
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また、首へのケアが身体症状を緩和するのに有用であることもお伝えしてきました。

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今日は、パニック障害から抜け出すために、まず私たちが知っておくべきことをお話したいと思います。

というのは、これまでお話していたのは、ある意味「テクニック」的なものであり、その都度の対処法であると言えます。

また、予防するために、健康的な生活をするために普段の生活に何をどう取り入れるか?という視点でお話をしてきました。

ただ、それだけではパニック障害から抜け出すのは難しいのです。

パニック障害から抜け出るために何が必要かというと、、実は「心構え」なのです。

今日はこの心構えについてご紹介していきます。

考える女性

まず、パニック障害になる人と言うのは、多くがもともと社交的・外向的な方である場合が多いと思います。

友人と会ったり、好きなことにチャレンジしたり、没頭したり。

そういった中で突然発症したパニック障害・・。対処法もわからず、社会人であれば、会社にたどり着くのに時間がかかり、毎日「明日も仕事だ・・」と不安になりながら過ごしていることでしょう。

学生であれば、何度も学校を休んだり、遅刻したりして、単位を落として、卒業ができない・・ということがあったのではないでしょうか。

もしかすると、精神科での治療経験もあって、長いこと付き合ってきたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

治療経過が長い方では、治療がうまくいかず、挫折したとか、中断したという経験がある方はたくさんいらしゃると思います。

その場合には、病院や治療者である医師やカウンセラーに対して「怒り」の感情を少なからず持っているものです。

「2時間も待って、5分で診療終わり。こんなんで私のことがわかるの?」

って思いながら治療に通っていた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私がこれまで勤務してきた医療機関では、やはり主治医への不満は良く聞かれました。

医療の仕組みでは、(いわゆる3分診療も)仕方がない思うことと、精神科医師ができること(精神的な症状のバリエーションや程度を確認し、お薬の効果を確認する)が限られているので、それも仕方がないと思うのです。

そして、今後も急激に改善されることはないと思います。

主治医にもっとあなたの診療に時間をかけてほしい!と思ったとしても、それはなかなか実現することが難しいでしょう。

ですから、「あとは自分でなんとかするしかない」というところにたどり着いた方が、この記事を読んでくださっているのではないでしょうか。

幸運にも、通院時に精神保健福祉士や心理士等と会って、心理教育を受けていた場合には、多少なりとも「病気と闘う心構え」を持っていらっしゃると思います。

しかしなかなかそういった自分の病態を理解する場がないのが現状だと思います。

今日は、「病気に対抗するために、まず知っておくべきこと」を整理しましたので、ぜひご確認いただければと思います。

まず、「コントロール欲求を手放すこと」からです。

コントロールを手放す

手と光

症状をコントロールしたい!そう思うのは当たり前のことです。

病院に行くのも、こうして記事を読み耽るのも、症状を治したい、自分でコントロールしたいからだと言えます。

特に、パニック障害を患った方は、真面目で社交的、几帳面、完璧主義なことが多いです。

ですから、「今この動悸がなくなれば、症状が無くなれば、仕事にすぐに駆けつけることができるのに!」と毎日思っているかもしれませんね。

どうすれば、これをなくせるか?減らせるか?そういうことに意識が集中しているのだろうと思います。

これは、患者さんであれば当たり前の反応です。

ただ、本当に症状をコントロールするためには、症状をコントロールしようとしないことが求められます

症状をコントロールしようとすればするほど、症状が悪くなり、悪いことを考え、病気は進展する一方なのです。

逆説的になりますが、病気を治したいのであれば、「症状をコントロールせず、なすがまま、されるがまま、ありのまま」にしておくことが大切です。

そうはいっても、病気になってからはいかにしてこの病気を倒せるのか?そればかりに気を取られ、様々なサイトを見て過ごしていると思いますから、病気に対するこだわりも強いものだと思います。

こだわりというのは、周囲からみれば「どうしてそれにばかり気を取られているのか」「だから良くならないんだ」「前向きに考えて」と言われるかもしれません。

そういわれること自体、非常に落ち込みますし、焦りが生じます。

患者さんは、パニック発作を起こすことによって「死ぬかもしれない」体験をしていますから、死ぬかもしれないという感覚を感じた場合には誰だって、そのことばかりを考えるはずです。

もしあなたが、主治医から「がんかもしれない」と告げられたら、どうしようどうしようとずっと考えてしまいますよね?

それと同じように、ずっと考え込んでしまうのです。

ただ、それをずっと考えるのは当たり前の反応ではありますが、それをすることが症状改善に向かうわけではありません。

むしろ、こだわることで、周りからの評価が下がり、その場に居づらくなり、症状コントロール欲求が高まって悪循環を起こすことが考えられます。

「考えない練習」としては、一番良いのが「瞑想」です。

瞑想を行うことで、自分の中によぎる考えを中立的に観察でき、そこへの囚われから解放されます

そして、考えないのは無理!というあなたへ、まずは「どう考えるか」を一度再考することをお勧めします。

その次が、「私の手に力を取り戻す!」ということ。

「私の手に力を取り戻す!」

病気になった場合、個人差はありますが、その病気のとらえ方には偏りがあります。

いつも発作におびえて、それから雲隠れするようにひっそりと家で過ごす・・。

インドアで家にいるのが楽しくて仕方がない方は別にして、多くの場合この状態はあまり良い状態ではありません。

できれば毎日、自分が過ごしたい場所で過ごしたいように過ごせるべきですよね。

それができないということは、あなたの生活の主軸・決定権を病気に持っていかれているということです。

これは病気に屈している状態だと言えます。

「発作が起きても、人は死なないんだ」ということをしっかり理解し、「もし発作がおきたら・・」という不安を感じるのではなく、「不安がやってきたな!この野郎め」というくらいの気持ちで、また「発作がおきるかも・・」というのも、「発作がきても大丈夫。死なないから」というどんとした構えでいることが大切になってきます。

発作が起きても、予期不安を感じても、それを受けとめることができれば、あなたは力を自分の手に取り戻したことになります

もちろん、症状が現れた時に、あたふたしたり、すごく身体的に辛さを感じるかもしれません。

でも、あなたの心の状態は恐怖や不安に憑りつかれないわけです。

過ぎ去った時には、台風を体験したように、「あれは怖かったね。大変だったね」という気持ちになれればいいと思います。

このように、奪われてしまった力をあなたの手に取り戻すことは、パニック障害を克服するための非常に有力な方法になります。

最後に、本来の自分を打ち明けよう、ということ。

 

本来の自分を打ち明けよう

カウンセリング男性

もう一つ重要な事があります。

先ほどから述べているように、多くの患者さんは完璧主義の傾向があります。

そして、元々外向的だった人が内向的になっているわけですから、「こんなはずでは」という思いは人一倍強いはずです。

辛くて辛くて、どうにか病院にたどり着いたあなたは、猜疑心を持ちながらも、相談員や精神科医師に自分の困っている症状を打ち明けるでしょう。

「動悸があって困っています。」

「仕事がすすみません」

「友人と会うのが困難で、家から出られなくなっています」

などなど。多様な症状があるはずですね。

医師へ告げた困難は、あなたにとっては本当につらいことであり、人並みに過ごせない自分がなんだか情けなく感じ、「どうして自分はこうなんだろう」と思い悩んでいることでしょう。

そして、もしかすると本当は

「こんな自分がみじめに思う」

「こんなことなら、死んだほうがましだと思う」

「死んでしまいたいと思っている」

「前と違う自分は、つらくていたたまれない」

そんな本音の部分については、言わずにおく傾向があるのです。

なぜかというと、「あえてみじめな自分をこれ以上さらけ出したくない」と思っているからです。

完璧主義な自分に合わない、以前の自分とは合致していない、自己不全感のありまくる自分を、医師でも相談員でも、家族でも友人でも、誰にも知られたくないのです。

知らせたくないので、言わない。でも、言わないから、支援者はその辛さがわからない、という結果になって、病気の治療が進まない、停滞するという事態が起きます。

私が言いたいのは、病気になったのはあなたのせいではない。

あなたは精いっぱいその病気と闘っている。

その援護者へはしっかり自分の思いや本音を打ち明けよう。

そうすることで、相手はあなたに必要なことを処方してくれるはずです。

それでも、変わらなかったり、良くならないのであれば、治療者を変えるほうがいい、ということです。

病院での治療場面では、患者さんの側が心を半分閉ざしているために、治療が良い方向へいかない・・ということが散見されます。

あなたの心の持ち方次第で、きっと良い方向へ転換させることができます。

明るい未来のために、症状が緩和していくために、自分の本音をしっかりと伝えていきましょう!!

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