うつ病が長期化し復職できずに、仕事探しをしなくてはならない場合、準備しておくこと

sigotosagasi

うつ病は、心の風邪とも言われますように、誰もがなる可能性のある病気です。

うつ病の認知度が高くなってきたので、眠れないとか、起きられないとか、集中力が無い、やる気が起こらない、、などが見られると、病院受診を勧められるようになって、受診する患者さんも以前に比べると増えてきていると言われています。

この記事を読んでくださっているあなたも、「うつ病」に関心がある方なのだと思いますし、実際に闘病されている場合もありますね。

そして、「なぜこの病気は良くならないんだ!」と怒りの感情を持っていることも多いのではないでしょうか。

少なくとも、私自身が支援してきた患者さんたちで「うつ病」を患っていた場合、薬物療法だけで数か月で劇的に改善し、以前のようにお仕事も順調に前と変わらずにこなしている、という方は非常に少ないと思います。

あなたなりに、これまで頑張ってきたのだと思います。

考える女性

  • うつの症状が良くなる方法を考えた
  • お薬を減らそうと試みる
  • 診察している医師となかなか信頼関係が作れずに、相談があまりできない中で足が重くとも病院受診を続ける
  • 社会復帰のために自分で頑張っているのにそれに気づかずに「もっと良くなるための努力をしましょう」と提案され、落ち込む。。

自分のことなんだから、自分が一番頑張っているのにどうして理解されないんだろう・・という気持ちはどこかにあるのではないでしょうか。

そしてその結果として、病気は長引き、遷延して、復職できずに今に至っている。

そんな、もどかしく、歯がゆく、焦燥感を駆り立てられてしまうような状況にいるのでしたら、この記事は役に立つかもしれません。

うつ病の治療について少し考えてみましょう。

薬物療法オンリーでなく、認知行動療法という心理療法によって、再発率が低下するということが言われていて、うつ病患者さんたちを中心とした復職のためのプログラムというのも全国的に普及していきました。

沖縄県では全国に先駆ける形で、沖縄県精神保健福祉センターが認知行動療法を取り入れてうつ病デイケアを開催しています。(今年もやっているようですね)

それでは、もしあなたがうつ病の患者さんであり、仕事をしていきたいと考えているならば、これから私がお話することを実際にトライしてみてほしいのです。

もちろん、状態によっては今は療養の時期と判断されているならば、またエネルギーが戻ってきてから実施してくださればいいと思います。

病気を知ること

図書館の書架

まず、もしあなたが長期的に治療をされているのであれば、もちろんどのような病気なのかを知る機会は多いと思います。

  • 気分が落ち込む
  • 眠れない
  • 食事が美味しく感じられない
  • 身体が鉛のように重い
  • 自分を責めてしまう
  • 肩こりや頭痛がする

などなど、症状について理解をしているのではないでしょうか。

私がここで挙げている病気を知ること、というのは、症状についてだけではありません。

病気が持っている特徴を理解することが大切です。

例えば、お薬による治療が必要な病気であり治療には半年以上はかかること、特に早期は休養が重要な位置を占めること、認知行動療法がとても良い役割を演じてくれること、朝の時間が苦手な事、症状が一進一退すること、回復時期に自殺する人が多いこと、などです。

治療の経過についてが主ですが、それを分かっていなければ、「もうそろそろ良くなってきたから」と自己判断で進めてしまいかねません。

そしてそれが良い転換になれば良いですが、後悔することもあります。

さらに「もう自分は戻れそうにない。職場を辞めよう」と考え辞表を提出し、症状が和らいでから「あの時自分はどうして踏みとどまらなかったんだろう」と悩む人もいます。

うつ病期には、マイナス思考ですし極端な考え方をしがちですから、大切なことの判断はいったんわきに置いておいたほうが良いです。

ですので、この病気になった場合には何に気を付けておくべきかを知りましょう。

主治医との信頼関係を形成する

医師(画像)

医師は多くの場合、「話しにくい」と言われます。

これは、患者さん側が身構えてしまって話せないこともあれば、医師が話しにくい雰囲気があるときもあります。

短い時間で効率よく話を聞きたい医師と、遠回りでも自分の気持ちを伝えていきたい患者とでは、どうしても行き違いがうまれますね。

どれだけ配慮しようとも、この部分はこの先も大きく改善することはないだろうと思います。

ですが、だからといって、主治医との信頼関係をないがしろに考えてはいけません。

患者さんが自分の気持ちをどれだけ伝えるかによって、治療方針も変わってくるのです。(もちろん変わらない場合もありますが)

良い方向へ、好循環へ持っていくためには、自分のことを可能な限り主治医へ伝えていくこと、それを怠らないことです。

機会があれば、医療者間であれば、医療従事者へ「患者さんとの信頼関係を作っていきましょう」とお話しますが、患者さんの側にもぜひ、その意識をもって治療に臨んでほしいと思います。

そうすることで、治療に対して自分自身の思い入れが変わってくるはずです。

思い入れが変わるというのは、取り組み方が変わるということです。

受動的でなく、能動的に自分の病気を治すことに取り組めます。

生活リズムを整える

伊勢の朝日

まず、一日メリハリなく過ごすのは良くないことです。

うつ病患者さんたちの多くは、朝起きるのがつらいと言います。

朝起きられずに昼間に起きるので、夜まで起きてしまうという良くない循環が生まれてしまいます。

しかしできるだけ、朝はおきられるように練習していく必要があります。

朝、太陽の光を浴びて目を覚ましましょう。身体に光を浴びせることは、心身にいい影響を与えるからです。

夜眠りやすくしたり、気分を前向きにする効用も期待できます。

そして、朝の決まった時間に目を覚ますことによって、生活リズムが整っていきます。

食事は可能な限り一定の時間に摂っていただくことも大切です。

食事の時間を確保し、おいしい食事を頂きましょう。

食事をゆっくりととるのは、自分を大切にしていることにもつながります。

おいしい食事をゆっくりと味わいながら食べます。

脳の働きに、違った循環が生まれるはずです。

そして夜、決まった時間に就寝します。そうすることで、朝も大体同じ時間帯に目を覚ますことができるでしょう。

投薬管理を自分でする

お薬手帳(画像)

実家のご両親と住んでいらっしゃる方、または配偶者の面倒見が良くて、お薬の管理も任せている・・ということがあるかもしれません。

しかし、できればお薬の管理も自分で行うようにしましょう。

主治医はお薬が「効いているのかいないのか」を判断する必要があります。

そうすることで、あなたの症状の変化を捉え、お薬を増減していきます。

しかし、管理を他人任せにしているとお薬が変わったことにも無頓着になりやすくなります

そして、薬の効用はよく覚えていないけど毎日飲んでいる。

効いているのかいないのかよくわからない。ということになりかねません。

自分の生活のなかで、症状を改善するのには何が一番効果的だったのか?そういったことを把握するためには、まず症状の変化を捉える必要があります

その前提として、まずお薬を管理することが重要になってくるのです。

身体を動かす、有酸素運動をする

ウォーキング

運動の効果は、体力をつける、代謝をあげるなどの身体へ良い影響をもたらす他に、心理面へも効果を発揮します。

有酸素運動を続けて20分以上行ってください。

そうすることで、自律神経のバランスが良くなります。

なんにしてもそうですが、様々な症状のはじまりは自律神経の乱れでおこってきます。

交感神経が優位になっていると考えられるので、副交感神経を優位にするために運動を取り入れるといいのです。

それによって、抑うつ気分もずいぶん改善できることが期待できます。

対人関係上のクセを発見する

愛想付かす女性(画像)

仕事をしていくためには、どうしても人とかかわる機会が出てきます。

職場の同僚、上司、お客さん等、色々な方と関わる機会が増えますよね。

対人関係というのは、人の心理面に大きく影響を与えます。

良い情緒的サポートが得られればプラスになるし、反対にストレスを引き起こすようなネガティブなものにもなります。

ですから事前に自分の考え方のくせを知って、対処法を持っておくことが大切です。

せっかく、うつ病が良くなって社会復帰を始めたころ、すぐにまた病気が再燃してしまう・・。

そんなことにならないように、一番のストレス源である対人関係の問題について対処する術を身に着けておく必要があります。

いかがでしたでしょうか?

少しでも参考になっていれば幸いです。

これは、社会復帰のためのベースの部分です。ぜひ意識して、取り入れてみてほしいなと思います。

もし何か分かりにくいことや知りたいことなどがありましたら、ぜひ質問をくださいね!!

 

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