座禅は、うつ病から抜け出す最終的な方法

zazen

今日は沖縄の空で、ブルームーンが見れました。

昨晩の空でもお月様はキレイに輝いていましたが、今日はさらに一段と強い輝きをはなっていました!!

ブルームーンは、ひと月に2度満月が訪れるという非常に珍しい、稀な満月さんなんですね。

少しベランダで眺めていたのですが、この貴重な時間を大切に味わって過ごしました。

さて、今日はうつ病と座禅(瞑想)についてとりあげたいと思います。

(このお月様のもとで座禅したら気持ち良さそうですね!)

人の人生を大きく狂わせると考えられるのは、癌や脳卒中、心筋梗塞などのような身体的な病気はもちろんのこと、実はうつ病も人々の満足した生活を脅かす重大な病気だと言われています。

それは、うつ病にかかる割合が比較的高く、いまや誰でもかかる可能性があるといわれていること、そしてなんといっても「再発、反復、慢性化」する恐れのある怖い病気であるからです。

いまこの記事を読んでくださっているあなたもきっと、うつ病で困っていらっしゃるのかもしれません。

落ち込む女性(画像)

うつ病は、「誰でもかかる」可能性がありますが、中には難治性のもの、つまり治りが非常に遅いものもあるわけです。

心の風邪とうたっていても、風邪のように数日~数週間すれば元に戻るというとそうではありません。

うつ病が脳内の神経伝達物質のバランスの変化によるものであり、それをお薬で調整したとしても、お薬の効果が切れるとまた同じような状態に陥る可能性があるわけです。

うつ病への薬物療法は症状を和らげますが、薬を中断すると再発することが多いことから、再発予防のための維持的薬物療法といって、再発しないようにだらだらとお薬を飲み続けるということがあります。

しかししっかりと通院を継続しお薬をちゃんと飲み続けられる人はそれほど多くありません。

ですから、途中でやめてしまって再発してしまうのです。

お薬を辞めるとなぜ再発してしまうのかというと、お薬を飲むだけでは根本的な問題を解決してくれていないからです。

私は、薬物療法に対しては反対しているわけではなく、積極的に活用してほしいと思っている立場なのですが、使い方を間違えると、「ただ、お薬に浸かるだけ」になってしまう恐れがあります。

世の中に流布していることとして、「製薬会社の陰謀」であるとか「精神科が精神的な病気を作り出している」などと揶揄されているのですが、実際のところは私にはわかりません・・。

薬剤師(画像)

しかし確かに、お薬から抜けられずに副作用に対応するために更にお薬が増えていき、、というスパイラルになりがちなのはわかります。

それは、医療の現場の問題だと思います。

お薬の調整を丁寧にすべき医師たちは非常に忙しすぎます。

もう一つの問題として、今の日本では薬剤師が6年制の薬学部卒業で資格取得となり、医薬分業も進められてきていますが、お薬の処方など、医師に権限が集中しすぎているのです。

(その分、責任も医師が持つことになりますから、医師が医療の分野で役割として重大な責務を持っている仕事であるには変わりないですが)

ですから、周囲の医師以外の医療者がお薬について指摘することはめったに有りません。

禁忌のお薬をしようしている場合にのみ、薬剤師からの指摘がある程度だと考えておいたほうがいいです。

ですから、お薬の調整というのは基本的には患者と主治医との間で取り交わされる診察時においてのみ調整が可能となるということです。

つまり、あなた自身が主体的にどうしたいのか?を伝えなければ、医師は通常通りのお薬を出します。

症状が悪くなれば薬が増えますし、副作用が出れば減らす。。

しかし、あなたが変わらなければ、現状維持です。

お薬は一時的な対症療法としては効果を発揮してくれます。

しかし、長期的な目でみるとずっと飲むべきものではないのです。

ただし、中には統合失調症や双極性障害などのように一時的にではなく、長期的にお薬を飲まなくてはならない疾患もあります。

その場合には、お薬を飲みながら、病気と付き合う方法、さらに上記のような考え方や人間関係のありよう、生活リズムの持ち方を分析し改善する必要があります。

人とドア(画像)

それでは、根本的な解決とは何を指すのか?

根本的な解決とは、うつ病になるにいたったあなた自身の考え方やものごとのとらえ方、人間関係のありよう、情緒の特徴などを分析し、うつ病にならないものへ変えていくことをしなくてはなりません

そうしなければ、薬は減ることはないですし、症状も変化しません。

心理療法のなかで認知療法というのがあります。

認知療法は、その人の物事のとらえ方、考え方、思考内容をネガティブなものから中立またはポジティブなものへと変容させることのできる技法です。

この認知療法が維持的薬物療法による再発予防効果よりも高い予防効果を発揮した研究もあると聞きます。

そして現在では、薬物療法と合わせて認知療法を実践することで再発予防を行っている医療機関も多いようです。

そしてとりわけ、認知療法と座禅や瞑想の手法を合わせた技法を「マインドフルネス認知療法」と呼んでいます。

マインドフルネス認知療法は認知行動療法の分野では新しく、第3世代といえます。

これまでの時代の流れで心は行動のように観測可能なものでなければならない、という時代や、思考内容を変えることで情動コントロールができるとする認知面に注目が集まった時代などありました。

この第3世代の認知療法は、「思考の内容」には重点をおきません。

「仕事で叱られた」→「自分はダメだ」→落ち込む

「仕事で叱られた」→「期待をしてもらっているからだ」→意欲 ・・

というように、認知療法では思考の内容に重点を置きますが、マインドフルネス認知療法ではネガティブな情緒的な反応をコントロールするために思考内容を分析するということをしないのです。

マインドフルネスをとおして、「考えは事実ではない」「私と私の考えや思考は同じではない」ということへ気づき、「脱中心化」を目指すことになります。

マインドフルネス認知療法では、思考や感情など自分のなかでわき起こっては消えていくという繰り返しの過程を何の判断もせずに眺めることによって、自分の身体感覚や感情、思考に気づき、それとの距離の取り方を学びます

そうすることによって、うつ病が再発してしまうようなネガティブで何度もリピートされる(反すう的)習慣的な思考パターンを変えるトレーニングをしていきます。
(少し流行が終わっていますが)「let it go〜♪」の状態になるわけです。

私たちは普段の生活の中で、常にモードを無意識的に切り替えながら生活しています。

例えば、夜眠ろうとする時には副交感神経が優位になって、徐々にまどろみ、眠気がきて、意識状態が通常よりも下がっていき睡眠に至ります。

これは、眠ろうとするモードに身体を切り替えているんです。

例えば、運転免許を持っている人はわかると思いますが、運転しているときはどのような意識状態になるでしょうか。

常に視覚的に注意を研ぎすまし、音にも敏感になり、目の前のことに注意を集中します。

非常に覚醒度が高い状態だと言えます。

この時、もし一時的な悩みを抱えながら考え事をしようものなら、目の前の事をちゃんと見る事ができずに危険な場面に遭うかもしれません。

意識レベルのモードの他、気分状態のモードもあります。

例えば、

疲れがたまってくると気分が沈みがちになる

体調が悪いと気分が上がらない

人に避けられているような気がすると神経質になってしまう

気分が沈みふさぎ込んでいるときは色々な事がマイナスに感じてしまう

一方で、

みんなとおしゃべりして気分があがるときがある

頑張っている人の記事をみて、自分も意欲が高まった

旅行中では色々なことに寛大になる

など、気分の状態の切り替えも行われています。

これは、無意識にシフトチェンジされています。

ですから、マインドフルネス認知療法ではこのようなモードの切り替えをしている自分に気付く事が目標になります。

無理に前向きに切り替えようとするのではありません。

落ち込んでいる自分も快活な自分も、どちらも自分自身であることにかわりはありませんから、そのあるがままの自分を受け容れるのです。

そうすることによって、むしろ自己コントロールが可能になっていきます。

マインドフルネス認知療法を実践しているクリニックはあまり多くないと思いますが、まず自分のセルフケアとして、上記の事を頭にいれながら座禅や瞑想に取り組んでみると良い成果が現れると思います。

是非、試してみてください。

今回の記事はお役にたてましたでしょうか?

もし、今回の記事を読んで感想や分からない事などありましたら、下記のフォームより私にお伝え下さい。

些細な事でも構いません。

おそらく、あなたが抱いた疑問は、これからこの記事を読む方も抱く疑問です。

そういった疑問を1つ1つ解決していきます。

コメントして頂ければ気づき次第、すぐに回答いたします。


このブログ(ちむえき)について・・・

私のメルマガでは以下の事について解説しています。

・心身の症状が軽くして、家事をラクに済ませる方法

・職場へ足を向ける事すら辛くなっていた気持ちが、すーっと消えるトレーニング方法

・うつの症状が辛く、何もやる気がおきなかったのに、明るい気分になり、やる気がみなぎる生活習慣

・パニック発作が起きるのが恐くて、業務もできずに、自信がなくなっていたのが、発作を恐れず、業務に集中できるようになる思考法

・病院へ通院しているにもかかわらず良くならなかった様々な心身の症状が改善する方法

・家族に自分の症状を理解してもらうことができ、「自分は一人ではない」と思える心理学的テクニック

・病院で治療を続け、治る見通しがたたずに歯がゆかったのが、安心して先を見通せるようになる方法

・自分は病気なんだ・・と思うだけでとても辛かった気持ちがラクになるテクニック

・車や電車に乗れるようになり、行動範囲も広がり、人付き合いが又楽しくなるほどに自分が変化する方法

・夜になると自然と眠りに誘われ、熟眠感を得るトレーニング方法

・病院では「原因不明」とか「自律神経の乱れです」と言われ、なす術がないと思い辛かった心身の症状への対処法

・周囲の人に率直な思いを伝えられるようになり、周囲から「良い人」と思われなくても不安にならないでいられる心理学的テクニック

・経済的な自立のために自分ができることをし、社会にとって役立つ人間であると再確認する方法

・朝、気分良くすっきりと目が覚めるテクニック

私のメルマガではこのようなことを解説しています。

興味がある場合は、以下のフォームより私のメルマガへご登録ください。

只今、メルマガと合わせて読む事で、より効果が得られるカウンセリング教科書も無料でプレゼントしています。



※ご登録いただいた「メールアドレス」は、個人情報の観点により、プライバシーは完全にお守りいたします。

サブコンテンツ

このページの先頭へ